Cannondale CAAD9 BBQ
数々の逸話や伝説に彩られ、アルミフレームの名作と謳われるCannondale CAADシリーズ
末尾の番号を数える毎に進化してきた歴史があり、現在はCAAD10も発売された。
しかし、頑なに守ってきたアメリカ自社工場での生産は2010年のCAAD9を最後に終了
続く2011年からのCAAD10は台湾OEM生産へ移行。トレードマークでもあった
バックステーにプリントされる「HANDMADE IN USA」も、2011年からは無くなってしまった。
ワタシが最初に出会った頃はCAAD8であった。まだ2006年頃だったろうか。
ロードバイクが欲しくて、いろいろ物色しまくっていた。
CAADのファーストインプレッションは大口径で迫力のあるチューブにも関わらず
質量を無視するかの如く、とんでもなく軽量であった事だ。
結局、数種類のバイクを迷った挙句にGiant TCRアライアンス07’を購入し今に至る。
TCRアライアンスも良いバイクだが、CAADへの憧れが消える事はその後もなかった。
そんな折に飛び込んできたのが、Cannondaleアメリカ工場閉鎖のニュース。
「CAAD9 2010年モデルでUSAラストイヤーに。」
世はフルカーボン全盛であり、アルミの時代は終焉を迎えようとしていた
現に自分の跨っているTCRアライアンスもカーボンとアルミのハイブリッド
順当ならば次はフルカーボンバイクが常識だろう。懐古趣味ならクロモリもいい。
台湾製のバイクは世界でも最高水準の品質だろう。もしかしたらアメリカ製よりいいかも。
そんな事は気にならなかった。Ysロード府中多摩川店で実機のフレームを
見かけた瞬間、買う事に決めた。幸い最新式のフルカーボンより値段も安い。
ロードバイクらしからぬマットブラック一色も渋い!
購入当初は、レースの予定が間もなかったから
組み立ては繰り延べになっていたけど、今年は組もう。
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BBQとはフレームカラーのこと。焼けた炭のイメージらしい。 |
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モノクロの方が上手く撮れた気になります。コンポは何にしようかしら。 |
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次期主力戦闘機となる予定 |