オーディオラック製作 その１

予てからやりたいと思っておきながら、なかなか着手出来なかったオーディオラックの新調。

いままで利用していたラックは、コンクリートブロックにMDF板をサンドイッチして積み重ねたものであった。

もともとDJブースとして丁度良い既成品がなかった為に設えたものだ。

ブロックと板は、積み重ねれば高さも自在だし、棚板の増減も簡単である。強度もそこそこある。

しかし、先の震災で崩れはしなかったものの、だいぶ個々のブロックがずれてしまった。

そうなると面倒くさい。結合されていないが故、すべてのブロックと板を一度ばらして組みなおさなくてはいけない。

なので、いっそ新調しようと相成った訳である。

今回、参考にしたのはコレ→The TNT FleXy Table　http://www.tnt-audio.com/clinica/flexye.html

赤タモ集成材　２５ｍｍ厚

材はタモにした、オリジナルレシピはＭＤＦ板なので、更に強度は増している。

サンディング終了

塗装はオイルフィニッシュなので、サンディングは重要である。ちなみにワタシはオイルフィニッシュが大好きだ。

木肌の表情や質感といった木材の良さが一番生かされる塗装方法だと思う。経年劣化も味となるし、メンテナンスも実は容易だったりする。

もちろん歴史も古いし奥も深い。

オイル塗装中　右が塗付後、左が塗付前

使用オイルは英ＷＡＴＯＣＯ社のナチュラル。

塗付完了

オイルフィニッシュは塗付後の乾燥に一日くらい掛かるので、玄関先で放置。

玄関中がオイル独特の匂いで充満している。

*乾燥時間は季節又は環境や木材によっても異なります。